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仁右衛門島から望む「外房風景」に描かれた風景=鴨川

「外房風景」検証する

安房歴史文化研究会の今年度第4回の公開講座(通算56回)が、24日午後2時から、館山市北条の市コミュニティセンターで開かれる。鴨川市郷土資料館の石川丈夫館長が「安井曾太郎《外房風景》に描かれた風景を検証する」のテーマで語る。資料代として200円。

石川館長によると、館山市布良の海岸を舞台に誕生した、青木繁の「海の幸」、鴨川市太海で制作された、安井曾太郎の「外房風景」の絵があり、安房の地は日本の近代絵画史上に残る2点の名作を生み出した地。今回の公開講座では「外房風景」と、多くの画家が制作のために滞在した太海をテーマにする。

太海の波太には画家の宿として親しまれている「江澤館」があり、外房風景はこの旅館の離れの2階の部屋で昭和6年に制作された。

作品は現在、岡山県倉敷市に所在する大原美術館に収蔵、展示されている。その画面には、巨匠の手によって昭和初頭の鴨川市域の姿が生き生きと描きとめられている。87年前に制作された名作の風景を検証し、そこに一体何が描かれているかを明らかにするという。

問い合わせは、事務局の石崎和夫さん(0470―23―6677)へ。

【写真説明】仁右衛門島から望む「外房風景」に描かれた風景=鴨川

11月20日20時00分 495
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