ニュース » 記事詳細
ポピー畑前に制作されたドラゴンとナイトの砂像=館山ファミリーパーク

今月下旬には新たな作品も

館山市の「館山ファミリーパーク」で、巨大なサンドアート(砂像)2体が姿を現し、来園者の注目を集めている。手掛けたのは国内外で活躍するプロの砂像彫刻家の保坂俊彦さん(44)。園内に3体を設置する予定で、今月中旬にも3体目の作業に入る。

サンドアートは、砂と水のみでつくり上げる彫刻で、彫刻後は風雨などで砂が崩れるのを防ぐため、定着剤を吹き付けて表面を固める。

同園では、砂像を園の新たな売りにしようと、屋外では国内初となるという1年間の常設展示を企画。2017年の台湾の砂像世界大会で優勝もしている保坂さんに制作を依頼した。

作品のテーマは「ファンタジー」で、房総の山砂を使って、昨年11月18日から制作作業に取り組み、2体の砂像をつくり上げた。通常でも1、2か月は持つが、今回は定着剤を工夫してさらに長期の常設展示を目指すという。

完成したのは「ペガサスとナイト」と「ドラゴン」。いずれも高さ3・4b、幅5・4b、奥行き4bの砂像で、巨大なドラゴンに精悍(せいかん)な表情のナイトが対峙(たいじ)する迫力ある作品だ。

「やはり人物や細かい細工の部分は気を使うが、何より上から順につくっていくので、全体の構図を考えながらつくるのが難しいですね」と保坂さん。作業の大敵は「雨」で、12月は思わぬ豪雨で被害を受け、修復作業を強いられたという。

3体目は「城」で、今月中旬に取り掛かり、ポピーが満開を迎える時期となる同26日に完成予定だ。保坂さんは「サンドアートを見たことがない、知らないという人も多いと思う。房総の砂でこうした作品ができるということを知ってもらい魅力を伝えたい。完成したサンドアートと美しい花とのコラボを楽しんでもらえるようにしたい」と話していた。

【写真説明】ポピー畑前に制作されたドラゴンとナイトの砂像=館山ファミリーパーク

1月8日20時00分 800
Copyright (C) 2007 Bonichi. All Rights Reserved