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3月9日

海底の蛇紋岩にスポット

独立行政法人海洋研究開発機構(JAMSTEC)の有人潜水調査船「しんかい6500」の深海調査に51回乗船した藤岡換太郎氏による講演が3月9日、鴨川市の大山青少年研修センターで開かれる。

NPO法人大山千枚田保存会が、同日から1泊2日の日程で開講する市民講座「蛇紋岩の不思議入門講座」のプログラム。藤岡氏は「蛇紋岩三景〜蛇紋岩海山、蛇紋岩生物圏、地磁気、蛇紋岩の万華鏡〜」と題して講話する。

同NPOが、地域の地質を知る目的で開講している同講座。フィールドワークにとどまらず、蛇紋岩を文学にも結び付け、鉱物や岩石を作品に数多く登場させている宮沢賢治にスポットを当てるなど、ユニークな取り組みを展開している。10回の節目となる今講座は、海底の蛇紋岩の不思議に迫る。

藤岡氏は、JAMSTECの事業推進部特任上席研究員、東京大学海洋研究所助手、海洋科学技術センター研究主幹などを務め、現在は神奈川大学と放送大学の非常勤講師を務めている。深海調査で、太平洋、大西洋、インド洋の三大洋潜航を世界で初めて達成している。

主な著書に『フォッサマグナ』『三つの石で地球がわかる』『山はどうしてできるのか』『海はどうしてできたのか』(以上、講談社ブルーバックス)、共著に『深海のパイロット』(光文社新書)などがある。

藤岡氏の講演は午後4時半から6時過ぎまで。講座では2日目の10日にフィールドワークで、県中央博物館自然誌・歴史研究部地学研究科主任上席研究員の高橋直樹氏の案内で、外房から平群まで嶺岡帯南縁に露頭した蛇紋岩を観察する。

参加費は中学生以上(小学生料金あり)が、2日間参加の宿泊ありで1万6000円、宿泊なしで1万2500円、9日のみが3500円、10日のみは9000円。

定員20人(定員になり次第締め切り)で、申し込みは4日まで。問い合わせは、大山千枚田保存会(04―7099―9050)へ。

2月18日20時00分 628
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