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それぞれの区が状況を報告した=南房総

8区56人が意見交わす

南房総市千倉地区で地域の見守り活動に取り組んでいる「ほっとらいふ千倉」(武内章会長)が20日、千倉保健センターで情報交換会を開いた。メンバー56人が集まり活動を報告した。

平成28年度に発足したほっとらいふ千倉は、1年目に介護予防の場づくりとしてサロンやカフェを立ち上げた。2年目に子どもから高齢者まで支援を必要とする人の「見守り活動」を開始。千倉地区の全22行政区のうち平磯、平舘、北千倉、南千倉、谷津、下瀬戸・矢原、椎の木原、牧田の8区の住民が協力して定期的に見守り活動を実施している。

情報交換会は、昨年8月に続いて2回目。各区の代表者による取り組み状況の報告を基に地域の実情について意見を交わし合った。

「初めは面倒がられたが、回数を重ねるうちに感謝されるようになった」「地域の連携につながった」とする前向きな意見の一方で、「地域での付き合いがなく、不在のままの状況がつかめない家がある」といった課題も出された。民生委員と連携して取り組んでいるという区の紹介もあった。

ほっとらいふ千倉で高齢者の生活支援や介護予防の生活支援コーディネーターを担当する同市社会福祉協議会の平井良治さん(38)は、「地域で実際に孤独死や詐欺問題などが増えている。千倉の8区と協力して見守り活動がスタートできたが、情報交換を通じて活動の内容を深め、他の区にも広がっていくように努めていきたい」と語った。

この日は、県社会福祉協議会の生活支援コーディネーターを中心とした21人の視察もあり、具体的な実例に耳を傾け知識を深めていた。

【写真説明】それぞれの区が状況を報告した=南房総

2月25日20時00分 546
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