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アイデアを出し合った発表会=東京・新宿

起業家向けのローカルビジネス講座「南房総2拠点大学」の今年度最終回がこのほど、東京・新宿にあるシェアオフィス「HAPON新宿」で開かれた。都市部を中心に市内外から36人が参加。5つのテーマに分かれ、約半年間かけて考えたそれぞれのアイデアや実践結果を発表し合った。

南房総市が地方創生の取り組みの一環として実施した。「働く場」や「仕事をつくる場」をつくり出し、移住者や雇用の増加を図り、地域経済の活性化につなげようという目的。

市内での起業に向けて、イメージを膨らませてもらおうという講座で、都心と南房総市をつなげようと「2拠点大学」と名付けられた。

気軽に副業から始める仕事づくりを学ぶ「小商いコース」、南房総の資源や課題をベースにテーマに分かれてグループでビジネスを考える「社会起業コース」――の2コースに分かれ、昨年7月から全4回の日程で活動してきた。

小商いコースでは、革製品の製作・販売やパン屋、里山スナックなどのアイデアが発表された。

社会起業コースでは、▽スポーツとコミュニティー▽食と福祉▽民宿街再生▽新しいツーリズム――のテーマ別に分かれ、狩猟とキャンプをはじめ、ヨガ旅行、Eバイクを使ったサイクルツーリズム、高齢者への配食サービスなどの案を披露した。

このうちの民宿街再生では、岩井地区の民宿街の空きスペースを起業家に提供し、仕事を起してもらい活性化させようと、実際にNPOを立ち上げた。今後活動を行っていくという。

同市商工課では「これまではアイデア出しで終わっていたが、今回はNPOを立ち上げるまでの成果となった。来年度も引き続き同様の講座を行い、起業につながるようにしていきたい」と話している。

【写真説明】アイデアを出し合った発表会=東京・新宿

3月20日20時00分 606
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