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72人に3級認定証 心遣い・ 行動学ぶ

鴨川市内浦の鴨川ホテル三日月(小高由加里代表取締役)で26日、さまざまな人と暮らすための心遣いや行動の規範を学ぶ「ユニバーサルマナー検定」が行われた。同ホテルの職員だけでなく、広く地域の人らに参加を呼び掛け、72人が受講した。

ユニバーサルマナー検定は、高齢者や障害者に対するサポート方法、コミュニケーションの習得を目的とした日本ユニバーサルマナー協会(垣内俊哉代表理事)による資格の検定。大手企業を中心に職員研修に取り入れる事業者が増えているという。

今回は、高齢者や障害者への基本的な向き合い方や声掛けの仕方の導入である3級取得を目指して講習が行われた。

講師は、バリアフリーやユニバーサルデザインのコンサルタント事業を全国展開する株式会社「ミライロ」の山田大地氏が務めた。さまざまな障害を持つ人や高齢者の心理状況を例を挙げながら紹介し、向き合い方や声の掛け方などを講義。山田氏自身も指定難病の「軟骨無形症」で、その視点からさりげない配慮の大切さを説いた。

参加者同士で意見を交わすグループワークもあり、ユニバーサルマナーについて皆、活発に話し合っていた。受講者らの意見を聞いて、山田氏は「多様な方々と向き合うためには、歩み寄っていく姿勢で、できる範囲でできることをするのが重要だ」と語った。

同ホテルの安田隆介販売課長は、「人との接し方についてあらためて考えられる良い機会となった。お客さまなど、接する皆さんの気持ちを理解し、自分にできることをして、向き合っていきたい」と話した。

全てのカリキュラムを終え、受講者全員に3級の認定証が手渡された。

【写真説明】ユニバーサルマナーについて学ぶ参加者=鴨川

5月28日20時05分 659
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