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テレビ局の取材も受けた職員ら=東京

ふるさと納税でテレビ取材も

南房総市と東安房漁業協同組合はこのほど、東京・有楽町にあるふるさとチョイスカフェで開かれたふるさと納税セミナー「法改正で何が変わるの? そんな疑問を解決」に参加。両者で連携し、アワビの稚貝放流事業に使い道を特化し、ふるさと納税制度を活用して取り組んだガバメントクラウドファンディング(GCF)について紹介した。

ふるさと納税ポータルサイトを運営するトラストバンクが主催したセミナー。6月1日から、返礼品は地場産品に限り、返礼率は3割以下、基準に合わない自治体は控除対象外とする――というふるさと納税の新制度がスタートしたため、より多くの人に理解してもらおうと、一般を対象に開かれた。

同市と同漁協からそれぞれ職員が登壇し、アワビの資源維持・増大を図ろうと、使い道を稚貝放流事業に限定して行ったGCFについて説明した。

昨年11月16日から今年2月28日まで募ったところ、寄付件数89件、寄付額は352万7000円となったことも紹介。漁獲量の安定が地元水産事業者の生活安定につながり、後継者の確保も望めることもアピールした。

稚貝から成貝までのアワビを水槽で展示し、来場者に生きたアワビに触れてもらった他、返礼品として人気の「アワビの缶詰」をお土産として配布、好評だった。

来場者たちからは「特定の目的に対して寄付できるので良い取り組みだと思う」「人口の少ない自治体では、大変な苦労をしているということが分かった」などの声が上がっていた。

制度改正のタイミングだったこともあり、セミナーはNHKなど各テレビ局が取材し、職員たちがインタビューも受けた。

担当の同市企画財政課では「何のために寄付を募っているのかを知ってもらえる良い機会だった。今後も事業者と連携し、一丸となって南房総の魅力を発信し、応援してもらえるように取り組んでいきたい」と話している。

【写真説明】テレビ局の取材も受けた職員ら=東京

6月14日20時00分 654
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