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市長からの登録証を手にする小田喜さん=館山

伝達式で所有者に手渡す

国の登録有形文化財に今年3月登録された館山市北条にある「旧森田家住宅主屋」の伝達式が17日あり、所有者の同市沼、小田喜和代さん(75)に文化庁からの登録証とプレートが手渡された。

旧森田家住宅は、館山駅北西側の北条海岸に近い住宅地にある、小田喜さんの祖父で旧国鉄機関区長を務めた森田勝次さんの自宅だった建物で、昭和8年ごろに建築、10年ごろに改修された。

寄棟造りの木造平屋建てで、北面に入母屋造りの玄関を構え、内部は中廊下を通して座敷と4室の居室を配している。駅前に開けた近代住宅地の様相を伝える和風住宅として評価された。

現在は小田喜さんの意向で、修繕してデイサービス施設として活用され、お年寄りに懐かしさのある落ち着いた生活空間を提供している。

この日は、現地で関係者や施設利用者が見守る中、伝達式があり、金丸謙一市長が登録証、出山裕之教育長がプレートを小田喜さんに手渡した。

「文化財は地域の宝。またひとつ館山市の宝物が増えた。おめでとうございます」と金丸市長。小田喜さんは「登録を働き掛けてくださった皆さんのおかげ。今回の登録によって、同じように地域に残る歴史ある建物に光が当たるといいと思います」と話していた。

登録有形文化財は、地域の身近な文化財を守り、地域の資産として生かすための制度。今回の登録で市内では15件となる。

【写真説明】市長からの登録証を手にする小田喜さん=館山

7月18日20時00分 820
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