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かっこ舞を披露するあすなろ会のメンバー=神余日吉神社で

きょう8か所で披露へ

館山市の神余地区にある日吉神社の例祭で19日、同市指定無形民俗文化財「神余日吉神社のかっこ舞」が同神社の神前で奉納された。神余小の児童や地域住民ら大勢の見物客らでにぎわった。

約250年前から伝わる神事舞で、雨を神に祈り、五穀豊穣(ほうじょう)を願い踊る。幾度となく中断されてきたが、昭和49年に地元の伝統を守ろうと高校生で構成される「あすなろ会」により復活、現在につながっている。平成8年に市の無形民俗文化財に指定された。

奉納は午後0時半ごろ同神社の境内中央で行われた。舞は、1匹の雌獅子を2匹の雄獅子が奪い合い、最後は仲直りし3匹で去っていく様子を、腰につけた小太鼓を打ち鳴らしながら披露した。雨垂れを表現した七色の紙をつけた花笠をかぶった女子4人が、雨やカエルの鳴き声を表すササラを鳴らした。途中、「雌獅子を雄獅子が探している様子です」などとアナウンスも入り、観客らは、感心しながら静かに見入っていた。

神余かっこ舞保存会の石井義雄会長は「令和初の祭りを盛大に盛り上げたい」と話した。

きょう20日は地区8か所で披露される予定。日程は次のとおり。

▽農産物直売所ふれあい神余の里(午前10時20分)▽神余青年館(11時40分)▽上・大倉集会所(午後1時20分)▽山下集会所(2時50分)▽大高尾集会所(4時20分)▽久所集会所(6時半)▽畑ケ中集会所(8時)▽日吉神社境内(9時10分)――の順で奉納される。

【写真説明】かっこ舞を披露するあすなろ会のメンバー=神余日吉神社で

7月19日20時00分 704
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