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亀田市長と対談したアスプリング氏(左)=鴨川

ボランティアに関心

スウェーデンの国会議員、ルドヴィグ・アスプリング氏(36)がこのほど、23日間の日程で鴨川市に滞在し、外国人に対する国の政策や地方の施策について調査した。亀田郁夫市長とも対談し、外国人への情報発信、国際交流協会の役割などについて意見を交わした。

アスプリング氏は、ストックホルム選出のスウェーデン民主党議員。積極的に移民や難民を受け入れてきたスウェーデンが、シリア難民の急増で、福祉や医療に掛かる大きな負担が問題になっていることを受け、日本の外務省や入国管理局、地方の取り組みの調査を目的に来日した。

理学療法士の妻が亀田総合病院に勤務していた平成22年〜23年に同市に居住していたことから、同市の農家民泊を拠点に活動した。

同市役所を訪問した際には、市の多文化共生施策として、外国人の相談窓口の開設、外国語の防災マップ、ごみカレンダー、広報といった印刷物をはじめとする外国人への情報提供、市民レベルで国際交流を推進する同市国際交流協会の日本語教室、おしゃべりカフェなどの交流事業の説明を受けた。

対談で「スウェーデンは、手厚い福祉で知られており、多くの難民を受け入れるなど、移民に寛容な国という印象がある」と亀田市長。「鴨川市には、630人程度の外国人が住んでいる。増加傾向で、鴨川の生活に慣れていただけるよう手伝いをしている。国際交流協会など民間団体にも協力してもらっている」などと説明した。

アスプリング氏は「1年半、鴨川に住んだことがあり日本語学校にも通ったことがある。多文化共生施策を学ぶことができて良かった」。ボランティアに関心を示し「政治の仕組みは違うが、日本のボランティア組織や運営は、素晴らしいと思う」などと述べた。

【写真説明】亀田市長と対談したアスプリング氏(左)=鴨川

7月30日20時00分 601
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