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稲穂が実った主基斎田跡=鴨川

「令和の大嘗祭機に盛大に」 鴨川

明治天皇の即位に伴う儀式「大嘗祭(だいじょうさい)」で米を奉納した鴨川市北小町の主基(すき)斎田址公園周辺の田であす16日、稲の収穫を感謝する神事「抜穂祭」が執り行われる。今年は令和の大嘗祭が行われることから、関係者は「盛大に行いたい」と多くの人の来場を呼び掛けている。

大嘗祭は、天皇が即位後初めて行う新嘗(にいなめ)祭。その年の新穀を天皇が神々に供え、五穀豊穣(ほうじょう)を祈る。

北小町では約150年前、明治天皇即位時の大嘗祭で米を献上する「主基斎田」に選ばれ、同地の水田では今も長狭米≠ニして米づくりが行われている。

昭和56年からは、明治天皇をまつる明治神宮(東京)からの依頼で、新嘗祭に同地の米を使った白酒(しろき)と稲穂を奉納。地元の老舗酒造「亀田酒造」が醸造を担当し、以来40年近く奉納している。

抜穂祭も毎年執り行っており、今年は16日午後2時から開催。主基斎田の地主の子孫をはじめ、同市明治神宮崇敬講の会員、明治神宮の関係者らが出席予定で、刈り取られた稲穂と白酒は11月、明治神宮の大嘗祭に奉納される。

令和の大嘗祭を機に、斎田跡について広く知ってもらおうと、5月には同公園で「お田植え祭り」も行っており、同崇敬講の真田博夫講元は「一人でも多くの人に来てもらい、盛大に執り行いたい」と話している。

【写真説明】稲穂が実った主基斎田跡=鴨川

8月14日20時00分 746
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