ニュース » 記事詳細
台風で倒木した本殿横の大木=館山

「記録に残る限り初めて」

台風15号の被害から館山市の鶴谷八幡宮で14、15日に予定されていた安房国司祭「やわたんまち」の神輿と山車・お船の出祭が中止されることになった。同社での祭典の行事は例年どおり開催となるが、事実上安房地域を挙げた祭り≠ヘ中止となる。関係者は一刻も早い被害の復興に向けて、理解と協力を求めている。

毎年9月中旬の土日に秋の訪れを告げる安房地域最大級のお祭り。館山市と南房総市の11社の神輿と、館山市北条地区にある5社の山車やお船が出祭し、地域内外から数多くの見物客が訪れる。

今回各社からの神輿や山車・お船の出祭が中止に至った原因は、▽鶴谷八幡宮の境内で倒木が起きていること▽各社の建物に被害が出ていること▽各社から鶴谷八幡宮に至る道路が倒木などで封鎖されていること――など。停電や電波障害から関係者とも連絡が取れない状況が続いており、現実的に開催が困難となった。

鶴谷八幡宮の酒井昌義宮司は、「記録に残る限り初の中止となり大変残念ですが、地域の一日も早い被害からの復興をお祈りします」と語った。

【写真説明】台風で倒木した本殿横の大木=館山

9月11日20時00分 5,758
Copyright (C) 2007 Bonichi. All Rights Reserved