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議会災害対策会議で情報交換する議員ら=館山

情報共有し市とも連携

台風15号の被害を受けて、館山市議会は、9月定例会の日程を大幅に変更し、各議員が収集した災害情報などを共有し、市にも情報提供する「市議会災害対策会議」を設置し、市と連携しながら議員も一丸となって災害対応に当たっている。

9日の災害発生を受けて、同市議会では11日に全18議員で構成する災害対策会議を設置した。会議は各地域で活動する議員が、それぞれの地域で把握した災害情報や市民の要望を集めて報告し、情報共有する場だ。

集めた情報は集約して石井信重議長らが、市の災害対策本部会議へ報告。市側からの災害情報や支援の取り組みも同会議の場で各議員で共有し、市と連携した取り組みを展開している。

同日以降、20日までは連日開催。午前10時からの会議には毎回、多くの議員が出席しているといい、当初は停電、通信障害で市全域での被害が見えにくい中、各地域の被災情報や支援を必要としている地域など貴重な情報を市に届けた。

現在もブルーシートの応急措置対策、がれきへの対応、被災者の住宅確保、家屋被害、各種産業への支援など各議員が現場を回って集めた課題、要望などの情報を交換。24日には会議に出席した金丸謙一市長にそうした情報を直接訴えた。

石井議長は「会派、党派を越え、市議会が一枚岩になって災害対応に当たっている。台風被害から2週間がたったが、現状はいまだ非常事態という認識。長期的な視点も含めて議員一人一人が集めた市民の声を、市の災害対策本部に上げ、一日でも早く市民が日常生活を取り戻せるようにしたい」と語った。

なお、同市議会の9月定例会は、10日以降の日程を最終日を除いて全て中止しており、最終日のきょう27日に全ての審議を集中して行う。

【写真説明】議会災害対策会議で情報交換する議員ら=館山

9月26日20時00分 848
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