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1か月たった今もブルーシートで覆われたままの住宅=館山市布良地区で

住宅被害7000棟

罹災申請1万5400件

安房地域に甚大な被害をもたらした台風15号の被災から、きょう9日で1か月。数日間にわたる大規模停電は解消されたものの、いまだ多くの住宅の屋根はブルーシートで覆われたまま。7日時点の県のまとめによると、安房4市町で台風の被害を受けた住宅は約7000棟、4市町の罹災(りさい)証明の申請受け付け件数は約1万5400件に上っている。

安房地域の住宅被害は、全壊が100棟、半壊が1404棟、一部損壊が5442棟となっている。ただ、各自治体では今も被害調査を続けていて、数には変更が生じる見通しだという。

被災した家屋の被害程度を証明する「罹災証明書」の発行に向けた家屋調査も各市町で進められている。人出が足りず、県や他市職員の応援を受け、現地調査を実施。7日までで、館山市では6194件の申請を受け付けており、10月中旬からの順次発行を目指しているという。「今も1日に100件を超える申請がきている」と市税務課の担当者。

鴨川市では、1184件の申請があり、1175件が発行済み。南房総市は、5181件の申請に対し、236件の発行を終えている。2865件の申請がある鋸南町では、8日から順次発行している。

地元産業の被害も甚大。農業関係では、農作物やビニールハウスなど農業施設を含めた被害額が約44億1400万円に上っている(3日、県安房農業事務所まとめ)。漁業関係では、南房総市でイセエビやアワビといった水産物、鋸南町でタイの養殖施設の他、漁船や漁具、漁港などで約9億4569万円の被害が明らかになっている。

住宅被害(県まとめ、7日発表)

館山市 全 壊 62棟

半 壊 750棟

一部損壊 483棟

鴨川市 全 壊 2棟

半 壊 38棟

一部損壊 1027棟

南房総市 全 壊 36棟

半 壊 309棟

一部損壊 1971棟

鋸南町 全 壊 ―

半 壊 307棟

一部損壊 1961棟

【写真説明】1か月たった今もブルーシートで覆われたままの住宅=館山市布良地区で

10月8日20時00分 967
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