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屋根に登って安全確保を実践する参加者ら=鴨川

被災家屋にブルーシートを張る専門的技術を持つ、NPO法人「災害救援レスキューアシスト」によるブルーシート講習会が21日、鴨川市成川の旧主基小学校で開かれた。座学と実践演習を含めた少人数制の講習で、地域内外から10人が参加して、ブルーシートを張る技術や安全確保の方法について学びを深めた。

平成28年に発足した団体。熊本地震で800軒、大阪府北部地震で1600軒の家屋にブルーシートをかけるなど災害支援に当たる中で、技術や方法を集積。台風15号後に、安房地域の復旧支援を行うとともに、同市の協力を受けて同施設をトレーニングセンターとした講習会を開催している。

午前中に、ブルーシート施工の方法や安全確保、使う資材など一通りの座学を終了。午後には、実際に屋根に上って安全を確保する方法を実践し、その後、具体的な被災家屋へ移動して施工した。

参加者は、「台風19号でこの地域へのボランティアも減る中、自分たちで技術を習得しなければ」と思いを語り、注意点や細かいアドバイスまでメモを取るなど講座に集中していた。

同団体代表理事の中島武志さん(42)は、「一般的な方法だと1〜3か月でブルーシートははがれる、または張り替える必要があります。一方、絶対とは言えませんが、われわれの方法だと1年以上耐久の実績もあり、復旧が長期化する中でできる限り多くの人に伝えたい」と話した。

ブルーシート講習会は無料で、週に2回ほど開催しているが、現場の状況で直前の募集になる。募集内容の確認や問い合わせは、「災害救援レスキューアシスト」のホームページから。

【写真説明】屋根に登って安全確保を実践する参加者ら=鴨川

10月22日20時00分 1,129
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