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作品の前で坂本さん=南房総

あすまで

自然や物語をモチーフとした独特のアートを創作する、坂本真彩さん(南房総市丸山地区在住)による作品展「たみのうた」が、同市の枇杷倶楽部ギャラリーで開かれている。アイヌ語の物語の音を英字で切り抜いた作品や、ツユクサの青い花弁を直接和紙に色付けた作品などオリジナル作品30点に加えて、手掛けた舞台美術のデザイン画などが並ぶ。11月1日まで。

坂本さんは埼玉県出身。多摩芸術学園芸能美術学科卒業後、多摩芸術大学芸術学科に職員として勤務し、フリーに。舞台衣裳や美術のデザインの仕事に従事し、14年前に同市丸山地区への移住を機に、オリジナル作品の制作を開始した。主に立体作品や鉱物を研磨加工したアクセサリーなど幅広く創作している。

展示されているのは、口承で語り継がれてきたアイヌ語の物語の音を英字で紙に切り抜いて、虫ピンで配列した立体作品13点。水田のあぜ道などにパネルを持ち込んで、ツユクサの青い花を現地で和紙に色付けした作品11点など。安房地域で拾った瑪瑙(めのう)などの天然石も含めて、一貫して自然や物語の採集≠テーマとしている。

「まとまった作品展は今回が初めてで、自己紹介を兼ねて開催しました。4年ほど前から取り組んでいる作品の発表でもあり、ぜひ見にきてほしいです」と坂本さん。

時間は午前11時から午後6時(最終日は5時)まで。基本的に坂本さんが在廊している。

問い合わせは、枇杷倶楽部ギャラリー(0470―33―4611)へ。

【写真説明】作品の前で坂本さん=南房総

10月30日20時00分 524
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