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開通した国道128号実入バイパス=鴨川

外房の不安要素解消

県が進めていた鴨川市の国道128号実入バイパスが25日、開通した。外房道路網の不安要素となっていた旧実入トンネルを迂回(うかい)するバイパスで、新実入トンネル約688bを含む延長約900b。引き続き内浦山県民の森入り口交差点など、接続部分の整備工事が行われ、年内に全工事が完了する。

旧実入トンネルは、周辺に崖地が多く道路脇ののり面崩落が度々発生。平成15年と16年に交通が寸断される土砂崩れがあり、代替道路がないために市民生活、救急医療、観光など幅広い範囲に大きな支障をきたした。

また、トンネル自体も老朽化が著しく、入り口付近にある見通しの悪い急カーブと幅員の狭い形状から、大型車両のすれ違いにも困難があった。

同市では、幅員狭小区間を解消し、災害に強い道路ネットワークを確保するため、バイパスの整備を要望。これを受け、県が21年から総事業費約31億円を投じ、事業を進めていた。

バイパスは鴨川市街地から見て、旧実入トンネルの手前北側から内浦山県民の森入り口交差点に抜けるルート。バイパスの大半を新実入トンネルが占めている。トンネルの幅員は、車道3・25bが2車線、両側に路肩0・75bの計8bとなっている。

同バイパスは外房地域の長年の懸案で、関係者は「国道128号は、外房地域の広域的なアクセス道路として重要な役割を担い、災害時の緊急輸送道路一次路線にも指定されている。バイパスの開通は、市民生活の安心安全などにつながる」と話している。

【写真説明】開通した国道128号実入バイパス=鴨川

11月1日20時00分 1,061
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