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300万円目標に協力呼び掛け

南房総市は、台風15号で被害を受けたアワビ漁の継続を目的に、ふるさと納税を活用したガバメントクラウドファンディング(GCF)による寄付を募っている。目標額は300万円で、東安房漁協で行っている稚貝放流事業で必要となるアワビの稚貝の購入などに充てる。期間は来年2月22日まで。

市内で採れるアワビは、全国の市場で取引されているが、漁獲量は減少傾向となり、資源の維持・増大を図ろうと、さまざまな取り組みが行われている。

このうち、東安房漁協では、アワビ漁場の造成を展開。漁場を3か所に分け、1年に1か所ずつ稚貝を放流し、3年間の育成期間を設けて収穫・放流する「3年輪採方式」を行い、一定の水揚げを保っている。

しかし、今回の台風15号などで、長期にわたる停電が発生した影響で、アワビを備蓄する海水プールの温度調整ができず、育成してきたアワビが全滅。販売することもできず、大きな損害が出た。全国や世界に誇る房州産のアワビを、今後も食卓に届けようと、ふるさと納税のポータルサイト「ふるさとチョイス」を運営する「トラストバンク」のGCFを活用して、アワビ漁の資金を募ることになった。

1万円の寄付から返礼品があり、アワビの水煮の缶詰が贈られる。6万円以上だとクロアワビ2〜4枚――といった返礼品が用意されている。

「南房総のアワビを滅ぼすことなく、今後も漁を続けていくために、応援をよろしくお願いします」と、担当の市企画財政課。

寄付は「ふるさとチョイス」の特設ページから行える。

詳しい問い合わせは、南房総市企画財政課(0470―33―1001)へ。

11月25日20時00分 571
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