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賞状と記念の盾を手にする松本校長(右)と月岡正美教育長=鴨川

「小中一貫校のモデル」と評価

創造性に富んだ特色ある教育の実践で成果を挙げた学校をたたえる、時事通信社の第34回教育奨励賞の表彰式がこのほど、東京・銀座の時事通信ホールで開かれ、鴨川市の小中一貫校「長狭学園」が努力賞を受賞した。

文部科学省後援、公益財団法人新聞通信調査協会が協賛。全国にある時事通信社の支社・総支局などが都道府県や政令指定都市の教育委員会の協力を得て、幼稚園・小・中・高校の中から候補校を選出。「授業(保育)の革新」「地域社会に根差した教育」の2テーマに沿ったさまざまな教育実践について、記者が直接取材をして作成したリポートを基に審査し、当該学校を表彰している。

今回受賞したのは、全国の小中高合わせて30校で、千葉県では県教育委員会から推薦された長狭学園のみだった。

平成21年に公立では県内初の小中一貫校として開校した長狭学園は、施設一体型一貫校の特性を生かし「小中一貫の機能を生かした9年間の意図的・計画的な取り組みの工夫」をテーマに学校運営を展開してきた。

職員室を小中の共有にして、ひとつの学校体制で児童生徒の指導に当たり、小中教職員の相互で授業を行い、入学・卒業式、運動会、委員会活動など、小中の垣根のない行事を実施。9年間の発達区分を前期、中期、後期(4―3―2)と捉え、6年生のリーダー性の確保などにも配慮しつつ、9年間の連続した学びを実践している。

同賞の選考で、「既存の小学校、中学校という枠の中で、小中一貫教育のより良い在り方を模索し、教育課程の工夫を重ねてきた長狭学園の実践は、全国多くの小中一貫校のひとつのモデルとなり得るものである」などとして評価された。

松本幸雄校長は「開校10周年を迎えた節目の年の栄誉をうれしく思う。歴代校長をはじめ学園全職員の努力、指導、子どもたちの頑張りが認められたもの。県内最初の小中一貫校として、職員が一丸となって教育に当たっていく」などと話している。

【写真説明】賞状と記念の盾を手にする松本校長(右)と月岡正美教育長=鴨川

11月26日20時00分 521
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