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義援金を寄付した桂春蝶さん(左)=鋸南

手ぬぐい販売の全額

関西、関東を舞台に活躍する噺(はなし)家、3代目・桂春蝶さんが24日、鋸南町役場を訪れ、「落語を愛する上方有志一同」の名で38万2000円を災害支援金として寄付した。春蝶さんが中心となって、高座からチャリティー金の寄付を呼び掛けた。役場町長室で白石治和町長に手渡した。

春蝶さんは9月の台風15号被害の報道で、夫人の出身地、鋸南町の被害に心を痛めた。関西地方では鋸南町の名はもちろん、房総半島の位置も分からない人が多い中、連日の報道で房総半島も知られ、「鋸南」の文字も読めるようになった人が増えたという。

町観光大使を務めており、町内での独演会も開かれている。すぐに東西の高座で義援金を呼び掛けた。噺のマクラで夫人の故郷の台風被害のことにも触れ、観客からの反応も大きかったという。

自らつくったオリジナル手ぬぐいを1000円で販売。東西の会場で382枚が売れ、そのまま売り上げを寄付した。手ぬぐいの原価は、春蝶さんが負担している。

受け取った白石町長は「人の気持ちは温かい。復興に生かします」などと礼を述べた。

【写真説明】義援金を寄付した桂春蝶さん(左)=鋸南

12月26日20時00分 804

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