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明治天皇から拝領された「御手袋」

明治天皇「御手袋」など250点

鴨川市郷土資料館の企画展「皇室ゆかりのモノと場所〜鴨川との軌跡〜」が、8日から4月12日まで同館で開催される。天皇陛下の即位と、新元号「令和」の始まりを記念して企画。同市が所蔵する皇室ゆかりの品々をはじめ、行幸啓の場所や記念碑、明治大嘗祭の主基田に関する資料など、約250点を展示する。

同市には、明治天皇の即位後初の新嘗祭となる大嘗祭の際に選ばれた主基斉田があり、昭和天皇や上皇陛下の行幸啓をはじめ、秋篠宮皇嗣殿下ら多くの皇族が、ご来訪している。大山千枚田には、上皇陛下が平成22年にご視察した際の御製(ぎょせい、天皇陛下がお詠みになった和歌)の記念碑などもある。

企画展では、明治天皇側室の園祥子と長尾藩(現南房総市白浜)の関係者の本多子爵を通じ、主基村が明治天皇から拝領した「御手袋」=同市所蔵=、2人を通じて昭憲皇太后から拝領した明治天皇の「御煙管(きせる)」=同=、大嘗祭で使用した屏風(びょうぶ)に描かれた「明治大嘗祭図 下 主基国」の複写=原本は宮内公文書館所蔵=、斉田を占ったカメの甲羅の写真などを公開。

昭和天皇や上皇陛下の行幸啓をはじめ、秋篠宮皇嗣殿下、常陸宮、秩父宮妃ら皇室の方々がご来訪した際の記録写真や資料、ゆかりの場所となる誕生寺や清澄寺、市内の歌碑、大礼記念碑などの写真パネル、絵はがきも展示される。

明治から令和までの元号の出展先となった「易経」=明治・大正=、「書経」=昭和=、「書経」「史記」=平成=、「万葉集」=令和=なども紹介される。

同市関係者は「皇室とのゆかりは浅からぬものがある。企画展をきっかけに、明治大嘗祭主基田と鴨川への行幸啓の歴史、皇室とのゆかりや関わりについて知ってもらえれば」と話している。

【写真説明】明治天皇から拝領された「御手袋」

20年2月4日 1,088

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