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農林大臣賞を受賞した「ベンディゴ」

ユリで4度目の最高賞

「第69回関東東海花の展覧会」で、球根切花部門に出品した南房総市冨浦町丹生の花き生産者、仲村利明さん(61)のオリエンタルユリ「ベンディゴ」が、部門最高賞の農林水産大臣賞を受賞した。仲村さんにとって4度目の栄冠≠ナ「驚きが一番ですが、久しぶりの受賞でうれしいです」と笑顔を見せた。

国内最大規模の花の祭典≠ナ、関東、東海地区の1都11県と花き生産団体などが主催。東京・池袋のサンシャインシティ文化会館を会場に開催された。

今年の品評会には、約1600点の花きが出品され、カーネーションやキク、バラ、球根切花、観葉植物、洋らんなど10部門で審査が行われ、安房地域では仲村さんを含めて7人が金賞に輝いた。

仲村さんは、流通して2、3年ほどの新しい品種で、白い大輪の花が咲くのが特徴だというベンディゴを出品。「茎の伸びに勢いがあり、つぼみも大きくインパクトがある。葉の緑色の照りも良く、全体として商品性に優れている」と高く評価された。

仲村さん

高校卒業後に父親の花き生産を手伝い、平成元年に後を継ぎ、ユリやアイリスの生産を続けている。

同展覧会では、これまでに平成19年、21年、23年に大臣賞を受賞。大賞に次ぐ2席となる生産局長賞も4度受賞するなど、上位入賞を重ねている。

昨年の台風被害により、ハウスが全壊するなどの被害も受けた。「いつ復旧できるかが課題」とし、「花に限らず、多種多様の生産者のみんなが抱えている苦労ですが、何とか頑張っていきたい」と前を向く。

「今回の受賞で満足することなく、生産者の仲間と切磋琢磨(せっさたくま)しながら、これからも良い花を育てていきたい」と話していた。

安房地域のその他の金賞受賞者は次のとおり。 =敬称略

▽黒川久子(一般切花、館山市)▽柴山信義(球根切花、南房総市)▽田村比呂子(一般切花、鋸南町)▽正木悦夫(カーネーション、南房総市)▽本橋千代子(一般切花、南房総市)▽折原利明(一般切花、南房総市)

【写真説明】農林大臣賞を受賞した「ベンディゴ」

【写真説明】仲村さん

20年2月13日 920

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