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システムの説明をする学生ら=南房総

2つの開発プロジェクトで

南房総市と「地(知)の拠点大学による地方創生推進事業に係る連携・協定」を結んでいる千葉工業大学の学生がこのほど、開発に取り組んでいる「公共施設利活用システム」と「徘徊(はいかい)者発見システム」のプロジェクト報告会を同市役所で開いた。学生のアドバイスなどで協力している企業、同市職員ら30人が参加。システムの説明を基に実用化に向けて意見を交わし合った。

システム開発は、若者の目線で地域活力を創造し、協働のまちづくりを進めるという、同市の総合戦略「産学協働地域活力創造事業」の取り組み。

公共施設利活用システムは、市民が公共施設を使用する際の利便性向上を図るためのもの。インターネットで施設利用の予約を受け、利用者のスマートフォンなどに入館用のQRコードを送信し、従来の窓口での申請・鍵の受け取りを不要にするもの。

一方、徘徊者発見システムは、自宅の玄関扉などに加速度センサーと小型カメラを設置し、徘徊者が家から外出するときの画像や動画を自動で撮影、家族のスマホや市役所のパソコンに通知し、徘徊者の早期発見につなげようという。

システム開発は、昨年度に単位取得科目としてスタートし、その後も学生たちのボランティアで続けられ、今年度は17人の学生たちが引き続き、研究開発に取り組んでいる。

報告会では、学生たちのシステムの説明やデモンストレーションも行われ、参加企業や市職員とともに、実用化へ向けた課題の洗い出し、機能面の要望などについて、活発に意見を交わし合った。

市職員は「学生たちが熱心に取り組んでくれてありがたい。システムが具現化されてきているので、実用化に向けてさらに学生たちと協力していきたい」と話している。

【写真説明】システムの説明をする学生ら=南房総

3月19日20時00分 614

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