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刊行された50周年記念誌

会員183人が寄稿し歴史刻む

安房郡市退職校長会(青木嘉男会長、280人)が、設立50周年を迎え、記念誌『安房の教育を語り継ぐ』(B5判、256ページ)を刊行した。16回にわたる編集会議を重ねた、3年がかりの労作。会の歴史や会員の寄稿などが満載されている。

会は昭和44年5月、「教育尊重の実を上げ、地域教育の振興に寄与」するため、発足。安房郡市在住の小中学校、特別支援学校などの退職校長で組織される。

これまで25周年記念誌、35周年記念誌を発行しており、これを継承する形で50周年記念誌の計画が平成30年度総会で承認された。

記念誌編集委員会(生稲陽一編集委員長)が組織され、編集会議を重ねてきた。

編集方針は▽50年の活動の歩みを記録として残す▽会員が退職後の現状などを発表する場とする▽安房教育の歴史の1ページとして次代へ語り継ぐ――などを掲げた。3部構成で▽退職校長会50年の歩み▽安房の教育を語り継ぐ▽資料編――となる。活字サイズは時代の要請で大きくなる傾向があるが、文字情報を詰め込んだ結果、従来の文字サイズでの出版となった。

「安房の教育を語り継ぐ」部では、183人の会員が寄稿しており、それぞれの退職校長の人生が浮かび上がる。

巻末資料の「安房地方の過疎化現象」「学校数・学級数・児童生徒数・教員数の推移」「小・中学校統廃合」「公立幼稚園設立統合の推移」などは、歴史的資料として、50周年らしい価値を放つ。

青木会長は巻頭言で「(この記念誌に書かれた)先人の成果と営みを安房教育と呼ぶのではないか」と、記念誌発行に寄せている。

生稲編集委員長は、編集後記で「歴史に残る仕事に携われたことは、ありがたいこと」としている。

記念誌は会員に頒布されたが、一般希望者も出版協力費2000円で購入が可能。残部数は少ないが、館山市北条の安房教育会館で今月末まで扱っている(開館中)。

【写真説明】刊行された50周年記念誌

6月19日20時00分 722

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