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被害や問題点を地図に落とし込む関係者=館山

館山市の小原地区でこのほど、イノシシ対策の集落診断が行われた。同協議会の代表ら10人が参加。獣害対策などに取り組む合同会社AMACの浅田正彦代表を講師に、集落の抱える問題点と今後の対策を話し合った。

同地区は、同市内で最も早くイノシシ被害が発生し、これまで電気柵を中心とした対策を進めてきた。近年、イノシシが住宅周辺に出没するようになり、集落で新たな対策に取り組む必要が出たため、同市の「獣害と戦う農村集落づくり」事業を活用し、対策協議会を発足させ、この日の取り組みとなった。

大雨の中、電気柵の管理状況、耕作放棄地、住宅周辺のイノシシ出没の痕跡を見て回り、被害や問題点の情報を、集落の地図に落とし込んだ。

参加者は「10年以上、イノシシ対策を続けてきた。耕作放棄地も増えたところに、台風被害も加わって、イノシシの出没が増え、限界だと思っていたが、まだできることがあることが分かった」「移住者で対応が分からなかったが、情報を共有することで、道が見えた気がする」。

浅田代表は「この地区は、どこも電気柵がしっかり管理されている。捕獲や環境整備といった課題も考えられていて意識が高い」などと、これまでの取り組みを評価。その上で「集落が組織的に対策を行えば、今まで以上の効果が出る。住民だけで解決できない問題には、外からの人材に積極的に頼ってください」などと講評した。

【写真説明】被害や問題点を地図に落とし込む関係者=館山

7月22日20時00分 499

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