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コロナ後の経営学ぶ

安房地域の若手女性農業者が農業経営を学ぶセミナーが22日、館山市北条の安房合同庁舎で開かれた。「アフターコロナの消費行動を考える」を演題に、株式会社オリジナル・ランド代表取締役で中小企業診断士の石井孝昌氏が登壇。10人の女性農業者が参加して理解を深めた。

県安房農業事務所、安房女性農業者ネットワーク陽(ひかり)、ひだまりの3団体で共催。新型コロナウイルスの影響で、ネットショッピングが増えるなど、消費者の行動に変化が見られる中、感染症の収束後の消費行動や消費者心理を女性農業者が学ぶことを目的に開かれた。

石井氏は、第1部で「外部環境の変化」を概観。注目すべき変化として▽少子高齢化▽働き方改革▽ICT(情報通信技術)の発展――を挙げ、アフターコロナのライフスタイルが、健康・予防意識の向上や経済的不安の増長に伴って▽安全・安定志向▽節約志向▽本質追究志向▽家族志向――といった傾向に進む予測を紹介した。

「これからの農業(仕事)を考える」と題した第2部では、「労力・材料・設備投資」を分母、「付加価値」を分子とした生産性を高める方程式を提示した。価値を高めるためには、「品質を高めるだけでなく、商品・サービスを通じて魅力的なストーリーを伝えることが重要」などと説いた。

参加者が自ら考える場面もあり、セミナーを終えて「経営や行動を考え直すいい機会になった」「自身の経営に役立てたい」「新しい情報を取り入れながらやっていこうと思う」といった感想があった。

【写真説明】石井氏のセミナーを聞く参加者ら=館山

7月24日20時00分 504

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