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市役所で開かれた説明会=南房総

広域ごみ処理事業で

安房2市1町と君津4市でつくる広域廃棄物処理事業協議会による、広域ごみ処理事業についての「事業説明会」が9日、南房総市役所別館1大会議室で開かれた。住民ら32人が集まり、協議会側から事業の経緯や内容、今後のスケジュールなどの説明を聞いた。

鴨川、南房総、鋸南、木更津、君津、富津、袖ケ浦の7市町でつくる同協議会。昨年4月に発足し、広域ごみ処理施設の建設に向けた協議を進めている。

これまでの協議で、日鉄エンジニアリング株式会社(東京・品川区)を代表企業とする「日鉄エンジニアリング株式会社グループ」が施設の整備・運営を行う優先交渉権者に、また、建設候補地が富津市新富地区の工業専用地域内に決まったことから、地域住民を対象にした説明会を開いた。

説明会は、君津4市の住民を対象に候補地の富津市で2回開かれており、今回は安房2市1町の住民を対象に行った。

説明会には、同協議会から会長の渡辺芳邦木更津市長や安房2市1町の首長、関係部課長、事務局職員らの他、同グループの関係者が出席。32人の住民らが集まった。

協議会長の渡辺市長と安房2市1町を代表して石井裕市長が、これまでの経緯などを説明しながらあいさつした後、事務局が▽新施設整備の背景▽事業の概要▽施設の概要▽周辺環境・住民への配慮――について、資料を基に説明した。

その後の質疑では、「災害時に富津までごみが運べない場合はどうするのか」「将来、ごみの処理量が減ると、処理量は減るのか」など多くの質問が上がった他、「ごみ問題で一番大事なのはごみを減らすことではないのか」との意見も出ていた。

同事業は、事業者が施設の設計・建設・管理・運営を行うPFI事業(BOO方式)として行われ、施設の規模は1日当たりの処理量486d。建設費と運営費など、事業費として同グループから746億円が提案されている。

今後、9月議会での審議後に同グループと本契約を結び、環境影響評価を経て、令和9年4月の操業開始を目指している。

【写真説明】市役所で開かれた説明会=南房総

8月10日20時00分 1,114

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