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謝礼品のひとつ「願満の鯛」

11月1日まで目標500万円に

鴨川市は、同市小湊地区で展開している「日蓮聖人ご降誕800年プロジェクト〜海中に沈む日蓮聖人生誕の地を探す〜」の事業費を、ふるさと納税を活用したガバメントクラウドファンディング(GCF)で募っている。

目標金額は500万円。トラストバンクが運営する、ふるさと納税ポータルサイト「ふるさとチョイス」で、期間は11月1日まで。謝礼品は、同市小湊地区の謝礼品提供業者が提供している「願満の鯛」など、16品が用意されている。

同市では「日蓮は鴨川のシンボル的な存在。プロジェクトの調査費のクラウドファンディングをとおして、日蓮や鴨川の歴史に興味を持ってもらい、事業を一層促進していきたい」などと話している。

同市小湊の日蓮宗大本山誕生寺のホームページなどによると、日蓮は1222年2月16日、小湊の「片海」に生まれた。76年に弟子らが生家跡に堂を建て「高光山日蓮誕生寺」と命名したが、1498年と1703年の大地震や津波で被害を受け、地盤の沈降で海に沈み、現在の場所に誕生寺が建立されたとされる。地元では「海底には、現在も生家の井戸跡が残り、真水が湧き続けている」と、語り継がれている。

同市では来年、日蓮聖人ご降誕800年を迎えることから、海中に沈んでいるとされる生誕の地を明らかにして、これまで語り継がれてきた伝説の解明と、これを活用した新たな観光資源をつくり、地域の活性化を図る目的で、昨年5月から海洋考古学が専門の東京海洋大学の岩淵聡文教授らによる調査をスタートした。

昨年は、漁協関係者ら地元への聞き込み、大弁天、小弁天周辺の海底、蓮華ケ淵の陸側などで、遺物の発見を目指したが、当時の井戸跡は発見できなかった。

今年は、今月5日から11日までの日程で、小湊漁港と寄浦港を結んだ線の内側の内浦湾で、ソナーと海中カメラを供えた無人ロボットでの調査を実施。台風10号の影響で、実質2日間の調査となり、データ収集が終わらなかったため、11月に再度行われることになっている。

【写真説明】謝礼品のひとつ「願満の鯛」

9月17日20時00分 619

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