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原爆の絵が展示された館山会場

きょう鴨川会場

館山市被爆者同友会(谷口直会長)が主催の「安房反核フェスティバル」が始まった。初日の19日の会場となった館山市コミュニティセンターでは、「原爆の絵」の展示や原爆の記録映像が上映され、市民らが多く訪れていた。きょう22日には鴨川市の主基公民館で原爆の絵の展示が行われる。

同会と賛同者らでつくる実行委員会が共催、安房4市町と同教育委員会、房日新聞社などが後援。「唯一の被爆国として核兵器の怖さを知ってほしい」と、毎年開催されている。

今年は、新型コロナウイルスの感染防止のために、安房4会場で開催。19日の館山市だけでなく、20日には鋸南町の中央公民館、21日には南房総市の千倉保健センターで行われた。

今回は、広島市基町高等学校の生徒と被爆体験証言者との共同制作による「原爆の絵」63点を展示。原爆被害の実相を後世に伝えるとともに、被爆体験を継承するため、平成19年度から毎年、広島平和記念資料館と基町高が共同で制作に取り組んでいる。

戦争体験のない現代の高校生が、被爆体験証言者から詳細に体験を聞き、約1年をかけて仕上げており、63点の作品が完成しているという。

初日の館山コミセンでは、この原爆の絵63点を展示。原爆がさく裂し、巨大なきのこ雲が現れる様子や、やけどを負った被爆者たちの行列の様子などが描かれた作品が並んだ。

来場者は「この絵を描いた高校生はすごい。原爆を持つ大国の人にも見てもらいたい」「原爆は罪のない人も殺してしまう恐ろしいもの。二度と使われないでほしい」と話していた。

この他にも、原爆投下後の荒廃した街や被爆者の姿を記録した幻の映画=u広島・長崎における原子爆弾の影響」などの上映も行われた。

反核フェスはきょう22日に、鴨川市の主基公民館を会場に開催され、原爆の絵が展示されることになっている。時間は午後1時半〜4時。

【写真説明】原爆の絵が展示された館山会場

9月21日20時00分 540

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