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小暮理事長(左)から承認書を受け取る嶋田会長=館山

公益財団法人東日本鉄道文化財団の令和2年度地方文化事業支援で、館山市布良の「布良崎神社神輿修復事業」が支援事業に決定した。7日に旧富崎小学校で式典が行われ、同財団の小暮和之理事長から布良地区コミュニティ御輿修復事業実行委員会の嶋田博信会長へ承認書が手渡された。

JR東日本が平成4年に設立した財団。「鉄道博物館」(埼玉県さいたま市)や「東京ステーションギャラリー」(東京都千代田区)などを運営する他、各地の貴重な文化遺産や民俗芸能などの保全と継承、地域の発展のために毎年事業支援を行っている。

同神社の4基ある神輿は、昨年の台風15号で倒壊した神輿蔵の下敷きとなり、3基が損壊。氏子総代や地域住民らで「布良崎神社神輿修復委員会」を組織し、精力的な募金活動を展開している。

昨年11月に同財団に支援を申請し、「神輿の修復を支援することで、地域再生の象徴、観光振興の拠点として地域活性化を図る」ことを目的として助成が決定した。

支援内容は上限300万円の資金援助で、今年6月28日〜来年3月31日が事業期間。3基の神輿のうち、1基の屋根部分の修復に充てられる。

7日の承認書の贈呈式には、金丸謙一市長や三沢智県議会議員、JR東日本の中川晴美千葉支社長、簾谷幸治館山駅長ら関係者が参列。

小暮理事長は、「千葉支社からの強い推薦があり、厳正な審査の結果、支援が決定した。修復事業は時間がかかると思われるが、これからできる限り協力できたら」などとあいさつ。嶋田会長は、「新型コロナで寄付集めも止まっている状況の中、今回の助成が地域の励みになることは間違いない。気持ちを新たに復旧・復興を成し遂げたい」と応えていた。

【写真説明】小暮理事長(左)から承認書を受け取る嶋田会長=館山

10月8日20時00分 682

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