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仏陀を中心とした作品が展示された会場=館山

館山市名誉市民で水墨画家として活躍した岩崎巴人氏の没後10年記念展「仏陀」が、市立博物館で開催されている。画僧としても知られる岩崎氏の仏教世界を感じることができる作品が展示されている。11月8日まで。

岩崎氏は大正6年、東京都生まれ。川端画学校日本画科で学び、小林古徑に入門。その後各美術展で高い評価を得た。昭和41年に同市西岬地区に移り住んだ。インドに仏跡巡礼の旅に出、同国の大乗院日本寺の壁画も描き、昭和52年に出家した。

各地の展覧会で作品を発表する一方、NHK教育テレビ「水墨画入門」の講師を務めて人気を集めた。平成22年、93歳で死去した。

同市には多数の作品を寄贈しており、市博では毎年テーマを設定して岩崎氏の作品を展示しているが、没後10年となる今回は、お釈迦様である「仏陀」をテーマに、展示スペースも拡大して記念展を開催している。

会場では、釈迦の誕生を描いた「誕生仏」や悟りの場面の「覚醒の仏陀」など仏陀を描いた作品を中心に、仏陀をしのび仏教国としてのインドを描いた「雲行仏国土絵巻」など17点が展示されており、市博担当者は「展示を通して岩崎氏の仏教世界を堪能してもらいたい」と来場を呼び掛けている。

市博の観覧料は大人400円、小、中、高校生200円。

問い合わせは、市立博物館(0470―23―5212)へ。

【写真説明】仏陀を中心とした作品が展示された会場=館山

10月14日20時00分 449

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