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ラジコン除草機を体験する参加者=館山

中山間農地保全などに

農地の保全管理や高齢者でも取り組みやすい除草を検討しようと、ラジコン除草機の実演会が13日、館山市の県農林総合研究センター暖地園芸研究所で開かれた。安房の各市町や関係機関の職員など約20人が参加して、実際の動きを体験した。

中山間地域では、平地に比べて農地の維持管理に対して作業性が悪く、鳥獣被害の拡大、耕作放棄地の増加が年を追うごとに厳しい状況にある。そこで、安房農林業振興協議会企画振興部会が、省力除草機械の導入への一助にしようと研修を開催した。

今回実演したのは、株式会社アクティオ富津営業所の「ティーマン製 RC―1000」。長さ1・97b、幅1・1b、563`のラジコン除草機で、最大120bの遠隔操作が可能。刈幅1bのハンマーナイフで、人の背丈を超える草も粉砕する。

初めに同社のスタッフが、「特に免許も必要なく操作でき、搭乗式草刈り機と違って、ハチの被害を避けることもできる」などとさまざまなメリットを解説。

その後、同所の傾斜面を利用した実演に入った。5〜10b離れてコントローラーを操作し、小回りを利かせながら傾斜を横に移動して高さ50aほどの雑草を力強く粉砕した。

操作を体験した南無谷枇杷研究所の和泉沢充さんは、「ビワ山だともう少しサイズが小さいと良いですね。操作も簡単で、思ったよりもしっかり刈り取れた」などと手応え。

県職員は、「ラジコン除草機は開発が始まったばかりでレンタル料なども比較的高額だが、まずはこうした方法があることを関係機関が知って、今後の対策に役立てられたら」と話していた。

【写真説明】ラジコン除草機を体験する参加者=館山

10月15日20時00分 540

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