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講演する藤江理事長=館山

包括的なサポートへ

ひきこもりの包括的な支援を検討する「南房総ひきこもり支援協議会」はこのほど、NPO法人KHJ千葉県なの花会の藤江幹子理事長を講師に迎えた第1回の学習会を館山市地域包括支援センターたてやまで開催した。行政職員や関係団体などから29人が参加して、課題認識を共有した。

同市のNPO法人なの花会の声掛け、地域包括支援センターなのはなとNPO法人夕なぎの協力で、今年8月に立ち上がった協議会。全国に15歳以上で115万人に上るとされるひきこもりや、社会的に孤立する高齢家族(8050問題)に対して、関係機関で支援の整備、拡充、連携することを目的に発足した。今後2か月に1回ほどの定例会を予定している。

学習会では、早期にひきこもり問題に取り組んできた藤江理事長が「地域に必要なひきこもり支援について」を演題に講演。ひきこもりの状態や、回復までのプロセス、支援で大切にすべきポイントなどを解説した。ひきこもりは、安房地域には推計900人いるとされ、県全体の支援センターだと場所が遠方など課題も多いため、地域内での包括的な支援体制が必要と論じた。

参加した人からは、「藤江さんの体験した具体的な事例を交えながらの話で分かりやすかった」「異業種が連携するためにも支援センター(相談窓口)が必要なことを感じた」などと感想があった。

【写真説明】講演する藤江理事長=館山

11月6日20時00分 593

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