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5校の校長らが集まった意見交換会=館山

館山市内の高等学校の今後の在り方を検討する意見交換会が9日、同市役所で行われた。同市と市内5校の校長らが「地域からも、地域外からも選ばれる学校になるために」などをテーマに課題や対策などを論じた。

安房地域の全高校が定員割れになるなど人口減少社会を迎え、平成26年から台風災害の昨年を除いて毎年開催されている会合。今回は、金丸謙一市長や三沢智県議をはじめ各部課長や職員と、安房、館山総合、安房西、安房特別支援学校、館山海上技術の各校の校長ら15人で話し合った。

冒頭で企画課職員が各校に依頼した意見募集の結果を紹介。進学や就職を心配する声や、若者が楽しめる商業施設が欲しいなど多数の意見が寄せられた。

市内高校の学力低下を指摘する声については、安房高校の石井浩己校長が、「国公立大学の現役合格数の割合は50年前とほぼ変わりない」と説明。市内に公立、私立、専攻科、特別支援学校とある県内でも有数の多様性に触れ、「この恵まれた環境に甘えることなく、生徒を呼び込む努力も必要」と論じた。

館山総合の渡邉嘉幸校長は、地域外から海洋科の生徒を迎える全国高校の多くが寮や下宿先を用意しているデータを紹介。今後、専門資格を得に地域外から入学する生徒の寮を検討していく方針も議題となった。

同市企画課では、「課題やアイデア両面で有意義な話し合いとなったため、今後各校と連携して具体的な展開につなげていきたい」と話している。

【写真説明】5校の校長らが集まった意見交換会=館山

11月16日20時00分 765

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