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協定書にサインをした石井市長と早川校長(右)=南房総

南房総市と県立安房拓心高校は13日、「災害発生時における避難所等の指定に関する協定」を締結した。災害発生時に、同校を和田地区の広域避難所として活用するもので、県内の高校が避難所として協定を結ぶのは初だという。市役所で締結式があり、石井裕市長と早川貴英校長がサインを交わした。

同市和田地区では、小中学校の統廃合や公共施設の民間活用などにより、広域避難所が減少している中、同地区にある市唯一の高校である同校に、広域避難所としての使用を打診したところ、県教育委員会と同校から了解が得られたため、協定を結んだ。

これまで同校は、市防災計画で津波発生時の一時避難場所として屋上が指定されていたが、今回の協定締結によって、災害等の発生時には、体育館と格技館、セミナーハウスが広域避難所として活用されることになる。

締結式で早川校長は「災害はないに越したことはないが、昨年の台風被災と和田地区の現状を考えると、市内唯一の高校として少しでも地域のお役に立てることで恩返しできれば」とあいさつ。

石井市長は「地域の安全安心を提供できる避難所の存在は非常に大事なこと。地元高校が加わったことはとても力強い」と話していた。

【写真説明】協定書にサインをした石井市長と早川校長(右)=南房総

11月20日20時00分 496

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