ニュース » 記事詳細
今後の対応を協議した対策本部会議=南房総

節水周知や地元説明へ

南房総市和田町上三原にある「小向ダム」の貯水量が、少雨によって減少していることを受け、市は3日、市役所で石井裕市長を本部長とする「渇水対策本部会議」を開いた。今後もまとまった雨が予想されず、長期にわたる断水の恐れがあることから、部長級や給水エリアの地域センター長らを集め、今後の対応に向けた協議を行った。

断水が見込まれる和田、丸山地区の住民に向けては、石井市長が5、6日に防災行政無線で節水を呼び掛ける。また、両地区では11〜13日に住民説明会も開く。給水エリアの和田、丸山、千倉の区長にも説明するという。

小向ダムでは、老朽した水門の交換のため、水位を下げて実施。交換が終わったが、10月から少雨傾向が続き、11月の雨量は例年の3割ほどとなるなど、水位が上がらず、その後、貯水率が40%を下回ったため、11月中旬には給水エリアの和田、丸山、千倉(久保地区)の住民に節水の呼び掛けを開始。

12月に入ってからも小雨が続き、断水の措置を取らざるを得ない状況が見込まれるため、対策会議を開き、今後の対応を協議した。

今月4日現在の貯水率は32・6%で、20%切ると断水の措置を取るという。

会議では冒頭、石井市長が「10月から少雨傾向にあり、今後2、3か月はまとまった降雨が期待できず、このままでは長期にわたり断水をせざるを得ない深刻な状況。断水の影響と対策について、想定できる全てのことを検討し、万全の態勢で準備してほしい」と、指示した。

その後、ダムの状況や断水となった場合の給水車の手配、配慮が必要な人への対応などについても協議した。

市では「小向ダムは、千倉の一部と丸山、和田地域の水道水源。全庁態勢で渇水対策に取り組んでいきます」としている。

【写真説明】今後の対応を協議した対策本部会議=南房総

12月4日20時00分 1,719

各ページに掲載の記事・写真・図表など無断転載を禁じます。著作権は房日新聞社または情報提供者に属します。

Copyright (C) 2007 Bonichi. All Rights Reserved