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ミニトレインも
「一万坪の敷地に咲き誇る菜の花」が売りの鴨川市の一大観光スポット「菜な畑ロード」が、今年も同市役所近くのほ場に整備され、12日から花摘み体験がスタートする。2月の日曜日にはミニトレインのドクターイエローの運行(有料)も予定している。
同市の花「菜の花」で、春の到来をイメージさせる花畑を造成。観光客らを直接誘致する目的で、同市観光協会、鴨川温泉旅館業協同組合、小湊旅館業協同組合などでつくる「なな畑鴨川実行委員会」(吉田安男会長)が平成23年度から実施している。多数のメディアにも取り上げられ、「春先の観光プロモーションに一役買っている」(同市商工観光課)という。
10年目となる今年は、前年と同規模のほ場を確保。3月7日までを花摘み期間(10本150円)に設定し、地元農家が自慢する農産物や切り花を販売するミニ物産市なども開催しながら、市外に向けて一足早い鴨川の春≠売り込んでいく。
花摘みの体験時間は午前9時半から午後3時まで(天候により中止の場合もあり)。小湊旅館業協同組合と鴨川温泉旅館業協同組合の加盟施設への宿泊客、JR安房鴨川駅前観光案内所でレンタルサイクル「かもチャリ」を借りた人には、特典として無料花摘み券をプレゼントする。
ミニトレインは、子どもだけでなく、大人の乗車も可能で、乗車料金は1人200円。
問い合わせは、同市観光協会(04―7092―0086)へ。
【写真説明】「菜な畑ロード」のチラシ