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開通した鯛の浦遊歩道=鴨川

一般の通行可能に

台風や集中豪雨により崖が崩落し、立ち入りが制限されていた鴨川市小湊の「鯛の浦遊歩道」周辺の治山工事が完了。日蓮聖人ご生誕800年記念行事を前に、一般の通行が可能になった。

同遊歩道は、小湊漁港から大弁天、小弁天島近くの休憩所までの約610b。陸側の国有林が、平成29年と30年の集中豪雨や台風などで土砂崩れを起こし、遊歩道や落石を防ぐ防護柵を破壊し、安全に通行できない状態になっていた。

関東森林管理局千葉森林管理事務所が、遊歩道をふさいだ土砂の撤去といった崩落場所の復旧と、安全対策の防護柵の改修工事などを進め、さる1月15日に完了。通行止めの措置を解除した。

同市商工観光課では「16日に日蓮聖人ご生誕800年を迎える。きれいな海岸線を見ながら、日蓮聖人ゆかりの地である大弁天、小弁天島、蓮華ケ淵を散策してみては。この時期は、海岸線に沈む夕日がおすすめです」と話している。

同遊歩道は、平成22年に整備された。休憩所近くには、昭和48年に昭和天皇と香淳皇后が行幸啓された際、香淳皇后が詠まれた「波の間に姿を見せつつ 鯛のむれふなべにあつまりあまたよりくる」の記念碑が建立されている。

小弁天、大弁天一帯の入り江「蓮華ケ淵」の名は、日蓮聖人誕生にまつわる不思議な伝説「三奇瑞」のひとつ、「浜辺で青蓮華が咲いた」ことが由来で、海岸の砂は輝きが美しく「五色砂」とも呼ばれ、観光スポットになっている。

【写真説明】開通した鯛の浦遊歩道=鴨川

2月10日20時00分 680

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