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表彰状を手にする三平校長(左)と小安栄養教諭=南房総

食育や栄養教諭の授業実践で

県教育委員会による「県学校健康教育優良学校」の表彰があり、学校給食の部で南房総市の嶺南中学校(三平智子校長)が受賞した。学校教育活動全体で食育に取り組み、栄養教諭を活用した授業の実践や、家庭・地域と連携した食に関する活動が高く評価された。

学校健康教育の普及と向上に顕著な成果を上げた学校などが表彰されている。例年は表彰式が開かれているが、今年はコロナ禍を受けて中止となり、表彰状が学校に届けられた。

同校は、平成30・令和元年度に県教委の「地域における食育指導推進事業」食育指導推進拠点校の指定を受け、「食への意識を高める指導の工夫〜教科、領域での指導をさぐる〜」をテーマに研究実践を行い、平成30年10月に公開授業を実施。成果を県教委の食育指導推進全体連絡協議会で報告し、近隣地域をはじめ県の食育の推進にも貢献した。

教育課程に食育を位置付け、各教科指導と関連付けた学習を組織的・計画的に行い、給食の残食量が減少。また、市のおいしいご飯給食≠通して「地産地消の推進」「和食中心の献立」「子どもに食べさせたい食」を視野に入れた献立づくりや食材の調達で、地元農家との連携も定着している。

また、同市の「教育の日」に実施している給食レストランで家庭や地域へ学校給食活動の情報を発信。生徒会の「給食部」が校内の畑のダイコンやジャガイモを育て、給食の食材に活用する取り組みも続けているという。

「勤務してから7年目となるが、子どもたちの様子を見て成果が表れていると感じる。給食だけでなく、健康教育をさらに充実させていきたい」と、栄養教諭の小安亜季さん。

三平校長は「伝統として全校生徒が会食する『ランチタイム給食』を行っているが、コロナ禍でできていないので、早く復活させたい」と話していた。

【写真説明】表彰状を手にする三平校長(左)と小安栄養教諭=南房総

2月17日20時00分 568

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