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館山駅に展示された新型車両E131系=館山

JR東日本千葉支社は、13日のダイヤ改正に合わせて運行が始まるワンマン運転の新型車両「E131系」の展示会を3日、JR館山駅で開催した。内房線・外房線エリアでは昭和44年以降、52年ぶりとなる新型車両の導入。地域住民や鉄道ファンなど264人が訪れて、記念撮影や新たな機能などを体験した。

E131系は、2両編成で、合計24両を新造し、内房線・外房線の他、鹿島線の一部で運行。前面は房総の海の波しぶきをイメージした水玉模様で、側面には、海をイメージした明るい青色と菜の花の黄色の帯がデザインされている。

ワンマン運転に対応して「半自動ドア機能」を搭載し、車両内外の利用者が自らドアの開け閉めができる。また、ホームとの段差が低減され、車いす対応の大型洋式トイレを設置。運転士がホームを確認するための乗降確認カメラが設置されるなど、安全性の向上やバリアフリー化を目的としたさまざまな機能がある。

この日は、同社が住民らに向け、新型車両の特徴を周知し、愛着を持ってもらおうと展示会を開催。老若男女を問わず、多くの住民が列をなして訪れ、新型コロナウイルス対策を取って車内を見学した。

市内から1歳児を連れて訪れた30代女性は、「デザインがすてきで、気持ち良かった。フリースペースが色分けされていて、ベビーカーでも乗りやすいですね」と好感触。一方、同市の70代男性は、「機能は良いが、やはり事故やトラブルがあったときに運転士1人で対応できるのかは心配ですね」と語るなど、ワンマン運転への不安の声も上がっていた。

ダイヤ改正後は、日中の時間帯を中心に、E131系が木更津―上総一ノ宮間を直通し、朝夜の通勤、通学時間帯は、これまで通り209系で運行。その他、君津駅で特急「さざなみ9号」の接続が、42分待ちから10分待ちに短縮されるなど変更がある。

【写真説明】館山駅に展示された新型車両E131系=館山

3月4日20時00分 991

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