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澄んだ青のじゅうたん
南房総市の道の駅「とみうら枇杷倶楽部」で、ネモフィラが見ごろを迎えている。澄んだ青のじゅうたんのような景色が広がり、訪れる人の目を楽しませている=写真=。
同所のオープンテラスに面した庭園の花壇は、草丈の低い草花を手前に植える「ボーダーガーデン」風に整備され、季節の花が観光客らを迎えている。
ネモフィラは20b×3・5bの花壇に植栽。「瑠璃唐草(ルリカラクサ)」の和名のとおり、美しい瑠璃色の花が、ピンク色のサクラと競うように咲いている。
1都3県の緊急事態宣言が解除されて初の週末となった27日には、観光客らが同所を訪れ、花壇の周囲の散策を楽しんでいた。ネモフィラの広がる光景を「きれいね」と喜び、記念撮影をしたり、ゆっくり眺めて散歩したりする姿が見られた。
花壇を整備する担当者は、「地元の人たちにもぜひ見てもらいたい。新型コロナの自粛疲れの癒やしになればうれしいです」と話した。
ネモフィラは、4月上旬まで、楽しめるという。