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緊急提言する左から白石、石井、佐久間の各首長=南房総市役所

首長がきのう緊急提言

「国・県は最大限の協力を」

南房総市と富津市、鋸南町の首長と議長、市民代表ら14人をメンバーとした、国道127号安全・安心確保のための検討会の設立準備会が25日午前、南房総市役所で開かれ、検討会が正式に発足した。座長に石井裕南房総市長を選び、緊急提言として「会が自主的な検討を行い、国・県へ訴えていく」ことを決めた。

3市町が問題としてとらえているのは、富津市竹岡から南房総市富浦町豊岡までの国道127号の23`区間。供用後半世紀が経過している狭小なトンネルが17か所もあるほか、同様に老朽化が激しい橋梁が3つある。歩道がなかったり、バス通学を強いられている児童・生徒がいるなど、国道としては非常に危険な部分が連続する。

同区間は国土交通省の直轄区間として、国の管理で整備されているが、県の管轄に移行される可能性があるため、沿線自治体がスクラムを組むことになった。「県管理では今後の維持整備が難しい」という切実な思いもある。実際に同区間でトンネル拡幅が行われたのは、平成13年度完成の勝岩トンネルが最後。過去7年間、危険なトンネルの拡幅は行われておらず、地元としても危機感を募らせている。

検討会は、安全・安心を確保するために、基本的な考え方について自主的な検討を行う場と位置づけられ、その検討結果を国や県に提示していくことになる。今後は3月下旬までに3回の会議を重ね、アクションプログラムをまとめていく。

会議後に、佐久間清治富津市長、白石治和鋸南町長、石井南房総市長が記者会見し、「国道127号 安全・安心確保のための緊急提言」を発表。検討会を通じて整備の方針をまとめ、国と県は最大限の協力をしてほしいとまとめた。

【写真説明】緊急提言する左から白石、石井、佐久間の各首長=南房総市役所

08年12月25日 4,713
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