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門前町にふさわしい外観の駅舎=安房小湊駅

改装で外観と機能をアップ

鴨川市小湊地区の表玄関、JR安房小湊駅で進められていた駅舎の改装工事が終了した。外観を瓦風屋根と白壁で、歴史深い門前町にふさわしい和風デザインに変更。待合室には空調設備を導入するなどし、快適な機能を備えた駅舎へと生まれ変わった。

小湊地区には、日蓮宗の開祖、日蓮聖人ゆかりの誕生寺をはじめとする歴史的遺産、天然のマダイが水面に集まる神秘的な現象の国指定特別天然記念物「鯛の浦タイ生息地」などがあり、年間を通じて多くの観光客らが訪れ、同駅の乗降客も1日平均542人(平成19年度)を数えている。

同駅舎の改装工事は、観光地にある駅舎の整備事業に取り組むJR東日本千葉支社が、同地区に合った外観と近代的機能を持つ施設を目指し、昨年9月から進めていた。

リニューアルした駅舎は、これまでブルーのビニールトタンだった屋根を灰色の瓦風に。駅前広場側にあった清涼飲料水の自動販売機を移動し、スッキリとした側壁は白色と下部の石積み模様で和風のイメージを強調した。

また、内部の間取りも変更。事務室を狭め、改札通路を挟んで対面にある待合室を拡大。壁と自動ドアによって外と隔てられた約37・3平方bの室内は、圧迫感が無いよう天井を高くし、冷暖房を完備するなど、利用客が使いやすく快適な空間が創出されている。

和風の駅舎は「門前町として栄えてきたこの地にベストマッチ」と住民らの評判も上々。利用者は「きれいになりましたね。待合室の窓から見える海の景色がいいです」と話していた。

今後は、待合室へのテレビをはじめ、3月14日から内外房線全駅にエリアが広がるJR東日本のICカード、スイカの読み取り改札機などが設置される予定。

【写真説明】門前町にふさわしい外観の駅舎=安房小湊駅

09年1月9日 5,591
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