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クジラのレセプションに参加した一行=南房総

会場はクジラ一色に

アルジェリア、サントメプリンシペ、マリ、ブルキナファソのアフリカ4か国の関係者が、房総の捕鯨文化にふれようと、南房総エリアを訪問、地元の捕鯨文化に理解を深めた。沿岸小型捕鯨の文化をもつ南房総市、鴨川市、鋸南町を訪ね、クジラにかかわる人たちと交流を深めた。

この4か国は、鯨類資源の持続的利用に深い理解を示し、将来、国際捕鯨委員会(IWC)に加盟して、わが国の立場を支持してくれることが期待できる友好国。捕鯨文化の発達した南房総エリアを訪問することで、捕鯨への理解を深めてもらおうという。

南房総市入りした一行は、外房捕鯨の庄司義則社長から、房総半島での捕鯨の歴史、諸外国と和田浦漁港にあがるクジラの利用目的の違い、和田で行っている調査捕鯨の目的、地域に根ざした食文化について説明を受けた。昼食は、和田の「ぴーまん」でクジラ料理を楽しみ、鋸南では捕鯨史跡をめぐって、南房総市和田コミュニティセンターでのレセプションに臨んだ。

レセプションでは、石井裕市長、折原信夫議会議長はじめ、南房総市議も多数出席、朝夷商工会の鈴木信孝会長、内房商工会の和泉善久会長らが出迎えた。

石井市長は「クジラが限られた資源であることは認識している。生態系を壊すことのないよう捕鯨を行っていることにご理解いただき、今後も交流を深めていければ」とあいさつ。

引き続き、ドリームKの紙芝居、抱湖園で開催される「桜祭り」で琴を演奏している生田流正派による琴、扇祥会(せんしょうかい)による抹茶のサービス、和田町民舞の会が、南房総の文化を披露した。

民舞の会は、房州うちわを手にした来賓と一緒に「千葉港音頭」を輪になって踊った。

和田浦くじら食文化研究会おかみさんの会による、クジラをはじめとした地元食材をつかった料理も振舞われ、会場はクジラ一色だった。

【写真説明】クジラのレセプションに参加した一行=南房総

09年4月8日 5,090
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