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老朽化が目立つ国道127号豊年橋=南房総市富浦町原岡

豊年橋架け替えや歩道設置

2トンネルは拡幅の設計へ

国土交通省関東整備局は22日までに、県内の今年度の直轄事業の予算を発表した。県内予算分は524億円で、幹線道路網整備やスーパー堤防の整備などの県土づくりを推進するとしている。このうち、南房総市、鋸南町、富津市が連携して整備を訴えていた、国道127号安全・安心対策事業では、千葉国道事務所分として、5億4000万円が予算化された。南房総市の富浦小前の歩道設置、豊年橋の架け替えなどが盛られている。昨年から積極的な提言を続けていた南房総市では、「地元の要望をほぼ受け止めていただいた」と、国交省の早い対応に喜んでいる。

国道127号関連の整備は、21年度で緊急性の高い対策を実施する。

交通事故多発箇所対策として、南房総市二部の交差点改良が決まった。通学路の歩道設置では、富浦小前の延長140bの両側に歩道を確保する。老朽橋の架け替えは、富浦小南側の豊年橋と、富津市の芝崎橋が盛られている。

このほか、老朽化トンネル対策として、南房総市富浦町の坂下トンネルと久保トンネルの設計が決まった。トンネル拡幅に向け、地元説明会も予定されている。

沿線の3市町では、昨年12月に、安全・安心確保のための検討会の設立準備会を開き、同区間への緊急提言を行った。今年2月には第1回検討会を開き、現地を視察した。3月には関係者が国交省と県土木部を訪ね、「国道127号安全・安心アクションプログラム」を提言し、早期着工を訴えていた。

提言から間もない予算化に、石井裕市長は22日の定例記者会見で、「国に対して、感謝したい。地元の要望をほぼ受け止めていただいた。この予算化は本当にありがたい」などと語った。

国道127号の南無谷―原岡間は、富浦小学校の通学路だが、狭小で古いトンネルが多く、歩道も整備されていない部分もある。

地元からは早急な安全対策を求める声が強かった。

【写真説明】老朽化が目立つ国道127号豊年橋=南房総市富浦町原岡

09年4月23日 8,443
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