
歴史や眺望ポイントに 鴨川の平塚地区
鴨川市平塚地区の農家などでつくる「ひらつか地域活性化協議会」(小川直男会長、54人)は、地区内にハイキングコースを整備した。平塚区民センターを起点に、歴史遺産やビューポイントを巡る3コースで、案内マップも作成。順路内に果物の収穫体験などを設ける計画もあり、協議会では「四季を通して、楽しめるようにしたい」と意気込んでいる。
おすすめコースとして設定したのは、拠点施設である区民センターを起点に▽大山不動尊や大山千枚田などを巡る13`のAコース▽平塚川沿いにある河鹿蛙の里、蛍の里などを訪ねる5`のBコース▽水仙の名所となっている法明、しいたけ村など地区の西側に順路を設けた10`のCコース。
景観や眺望を損ねる雑木などを伐採し、東京湾や富士山、伊豆大島などを一望するビューポイントを整備。コース別に色分けした計63本の順路標示板を立て、区民センターには案内看板(90a×180a)を設置した。
表にコース地図、裏には見どころの写真を掲載した、A3判三つ折りの「ひらつか地区ハイキングコースマップ」も2万部作成。観光協会をはじめ、市内の観光施設などに配布し、今月初めから「ひらつかハイク」をPRしている。
「地域の活性化は自らの手で」と、有志が昨年暮れに立ち上げた協議会。過疎化の波が押し寄せる地域に、にぎわいを呼び込む起爆剤として目を付けたのが、自然を求めて都市部からやってくるハイカーたち。
入り込み調査などを目的に、今年3月に開いた朝市が一定の成果を上げており、協議会では「感触はまずまず。新たな現金収入にもつながる」と、ハイカーを当て込んだ直売などに期待。朝市とのジョイント企画をはじめ、コース内にはミカンやカキなどの収穫体験を設けていく考えで「より魅力を高め、地域の明るい未来につなげたい」としている。
【写真説明】コース内に順路標示板を立てる会員=鴨川
2万部を作成した「ハイクマップ」






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