
トラクター耕運も
取材の一環で富浦に
農作業で女を磨け――。女子大生サークルのメンバーが20日、駒澤大学経済学部教授で農業も手がける福原好喜さん(68)方=南房総市富浦町深名在住=で、農作業を体験をした。輝く女性を目指すというサークルで、農業の生産現場を肌で感じようと訪れた。普段はメークやネイルアートに力を入れる女子大生が、炎天下の農作業に取り組み、額に汗を輝かせた。
関東エリアの女子大生約300人が会員登録するサークル「輝女」(キラジョ)。女性の内外面を磨くのがサークルの目的で、料理やメーク、ヨガなどさまざまな講習を開き、輝く女となるため日々活動をしている。
年2回、発行部数約1万部のフリーペーパー(無料情報誌)で情報発信もしており、今回の農作業体験は、食をテーマにした同誌の取材の一環。メンバーの忍足梨奈さん(18)=上智大1年=が、地元館山市出身で、福原さんと旧知の仲であったことから、福原さんの農園での体験が実現した。
訪れたのは、フリーペーパーの副編集長で、農業体験チームリーダーの瓜田桜子さん(18)=法政大1年=らメンバー8人。福原さんの手ほどきを受けながら、トラクター耕運やミカンの摘果、大豆畑の草取りなどの作業に取り組んだ。
短パン姿など作業にはやや相応しくないおしゃれな格好の女子大生だが、その表情は真剣で、厳しい暑さの中、汗まみれ、泥まみれとなって農業の大変さを実感。作業後の昼食では、獲れたての新米に舌鼓を打ち、収穫の喜びも味わった。
「テレビなどで知っているつもりになっていたが、実際にやってみると暑くて立ってるだけでも大変。トラクターも思い通りに動かず、怖かった。何かをつくることは本当に大変。普段何気なく買って食べている食べ物のありがたみを改めて感じた。私たちが肌で感じたことをフリーペーパーを通じて1人でも多くの女子大生に伝えたい」と瓜田さん。
福原さんは「大学では口で教えて終わりだが、農業など実際にやってみると大変なことはたくさんある。そもそも日本の女性はおとなしすぎる。これからはどんどん社会進出しなければ。みなさんはきょうの経験をぜひ女磨きに生かして、将来につなげてほしい」と笑顔で話していた。
【写真説明】トラクターで耕運に取り組む女子大生=南房総市内で





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