
27人が学んだ手法基に
NPO法人南房総発見隊(山口順市理事長)と南房総市公民館が共催した「地域発見講座」の最終回(5回目)がこのほど、同市千倉公民館で開かれた。参加者27人が9班に分かれてフットパス(街歩き)プランの発表を行い、修了証の交付を受けた。
地域活性化を狙いに地元や地域を知り、人々が自由に景観を楽しみながら小道を歩くフットパスの手法を学ぶ講座。宇都宮大客員教授の橋本英重氏が講師を務めた。
1回目は座学、2回目はフィールドワークがあり、3回目は情報発信の手法について学んだ。4回目は、班別にプレゼンテーションのポイントを勉強した。
迎えた最終回は、フットパスプランの発表。「白浜の寺社めぐり」「海と里山の町岩井紀行」「七浦よいとこどり」など、思いおもいにテーマを設定。実際に考えたコースを歩いて写真を撮り、地域の人に話を聞き、郷土史を調べるなどして情報を収集し、発表会に臨んだ。
発表会終了後は、参加者全員がプレゼンテーションの方法とコースの内容の2つの視点から、優れたチームに各1票ずつ投票した。
この結果、最優秀賞に輝いたのは、Cチームが提案した「くじらと漁師町をめぐるコース」。手づくりの絵地図が完成度が高く、コースを説明するナレーションにストーリー性があり、その情景が浮かぶようだと皆から評価された。
優秀賞は、パワーポイントを駆使した、Eチームの「高家神社の里とお散歩、ご利益、グルメで元気になる」、3位は、自然が残る林道の隠れた魅力に光りを当てた、Bチームの「大沢林道まるやま奥の細道」だった。
講師を務めた橋本氏は「想像していた以上のプランが提案された。互いに情報資産を交換し合う場がつくり上げられた中に、十分な学習効果と地域の活性化のためのヒントがあったと思う。伝える思いが重要で、この機会に互いの力を出し合いながら、継続して地域の活動につなげてもらいたい」と受講生にエールを送った。
受講生は「地域を再発見する試みはとても新鮮でした」「各グループがつくり上げたプランに感動しました」などと感想。公民館では今後、NPOや受講生の協力を得ながら、発表のあったプランの中から、実現できそうなコースを実際に歩く教室を、開催したいと考えている。
【写真説明】フットパスプランを発表する受講生=千倉公民館で





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