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危険な側溝にフタ掛けする安房グリーンライン

館山・南房総の2市が対策へ

4月に全面開通した館山市稲から南房総市白浜町までを結ぶ基幹農道(安房グリーンライン)だが、道路脇に口を開けた側溝が危険なため、道路を移譲された館山、南房総両市は6月補正に事業費を盛り込み、側溝の蓋掛け事業に着手する。農道規格のために、排水などを考えて側溝はオープンのままになっていたが、不慣れなドライバーなどが脱輪するケースも出ており、安全対策として急きょ対応することになった。

いち早く開通していた南房総市三芳地区を含む同道路の総延長は一部既存の市道を含めて約17`。このうちの稲以南が新たに供用され、全線が開通。南房総地域を南北に縦貫する本格幹線道路として、「観光や農業振興にも大きなインパクトになる」と期待されている。

道路は、森林総合研究所(旧緑資源機構)が主体となって事業化した農道であるため、道路規格には側溝をクローズする必要性もなく、水はけなどもいいことから側溝はオープンのままで整備。ただ、その側溝が幅50a程度と広いために、当初から安全性を懸念する声が出ていた。

そうした中、4月に全面供用開始して以来、その側溝にタイヤを落としてしまうケースが、分かってるだけで3件ほどあり、譲渡を受けて管理する両市が検討。安全対策として、国の補助事業なども活用しながら側溝のフタ掛け事業を実施することにした。

計画では、南房総市分が約1800万円、館山市は約1500万円の補正予算を、それぞれ6月議会に補正計上。議決しだい事業着手する。また、南房総市は市道認定も予定している。

【写真説明】危険な側溝にフタ掛けする安房グリーンライン

10年6月4日 5,365
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