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スピーチするクローズ幸子氏

「基礎看護教育の特化」打ち出す

鴨川市の亀田医療大学(設置認可申請中)は28日、来年4月の開学に向け、同大の教育理念や特徴、カリキュラムなどを説明する「オープンキャンパス」を亀田メディカルセンターで行った。進学希望者と保護者ら56人が参加。地元安房地域からの高校生のほか、青森県、京都府、茨城県など遠方からの参加者もあった。

学長予定者のクローズ幸子氏は、開学後の教育方針として「さまざまな資格を取得するための詰め込み式教育でなく、4年間を基礎看護教育に特化する」と指摘。その上でリベラルエデュケーション(教養教育)に力を入れ、「グローバルな視点を持った、21世紀の社会に対応できる看護師の育成にあたる」と語った。

学校法人鉄蕉館の亀田省吾理事長は「多くの看護大学は実習施設(の確保)に悩んでいるが、亀田には充実した実習環境がある」と強調。「医療に加え、介護・福祉の分野も含めた全スタッフ3800人が皆さんを育てていく。一人でも多くの方が当校を目指してほしい」と呼びかけた。

人形を使い、高齢患者のケアについて説明を受ける参加者

説明会参加者は、入学後の臨床実習先となる同センター内を見学。医師や看護師が実際に使っている研修ルームで、看護技術の疑似体験にも挑戦した。

茨城県土浦市から来たという母親は「娘が看護系への進学を希望。日本でも有数の病院が大学を開設するというので、説明会に参加した」と話していた。

同大は安房地域で初めてとなる医療系大学。旧鴨川中跡地(鴨川市横渚)をキャンパスとし、現在校舎を新築中。来春には看護学部看護学科80人の第1期生を迎える予定になっている。

オープンキャンパスは8月にも4回にわたり行われる。

【写真説明】スピーチするクローズ幸子氏

【写真説明】人形を使い、高齢患者のケアについて説明を受ける参加者

11年7月29日 4,795
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